大きい葉っぱの観葉植物って、おしゃれに見える一方で「置き場所は日当たりがいい方がいい?」「日陰でも育つ?」「初心者でも育てやすい人気の種類ってどれ?」みたいに、迷いどころも多いですよね。
この記事では、室内で楽しみやすい大きい葉っぱの観葉植物を中心に、育てやすい選び方から、日当たり・日陰での置き場所まで、あなたがサクッと判断できるように整理していきます。
大きい葉っぱの観葉植物おすすめ

まずは「どれを選べば後悔しにくいか」を決めます。
ここでは、見た目の満足感と育てやすさのバランスを軸に、部屋に合う一鉢の見つけ方をまとめます。
おしゃれに映える選び方
大きい葉っぱの観葉植物をおしゃれに見せるコツは、植物そのものの迫力だけじゃなくて「樹形」「鉢」「置く高さ」の3点セットで考えることです。
樹形
まず樹形。モンステラみたいに横に広がるタイプは、ソファ横や部屋の角に置くと映えます。ウンベラータやカシワバゴムのように上に伸びるタイプは、視線が上に抜けるので、部屋が広く見えやすいです。
鉢大きさ
次に鉢。大きい葉っぱは存在感が強いので、鉢が派手すぎるとケンカしがち。私は、最初は白・グレー・黒の陶器か、ナチュラルなら藤・ラタンの鉢カバーあたりが無難かなと思います。
床置きで圧迫感が出るなら、背の低いスタンドで少し浮かせるだけでスッキリします。
逆に背の高い植物は、床置きのほうが安定して見えることも多いです。
初心者向け大型の基準

初心者が「大きい葉っぱの観葉植物」で失敗しやすいのは、だいたい水やりと置き場所です。なので、最初の一鉢は次の基準で選ぶのをおすすめしています。
- 耐陰性がある(窓から少し離れても保てる)
- 乾燥にある程度強い(多少の水やり忘れで崩れにくい)
- 寒さに弱すぎない(冬の管理がラク)
- 葉が落ちても復活しやすい(リカバリーが効く)
特に水やりは、「回数」より「土が乾いたか」を基準にすると、かなり安定します。
土の表面だけじゃなく、指を1〜2cm入れてみて乾いていたらOK、みたいな感覚ですね(あくまで一般的な目安です)。
育てやすい人気8選
ここでは、室内で楽しみやすい「大きい葉っぱ系」の中から、人気が高くて育てやすいものを8つに絞ります。
どれもインテリア映えしやすいので、部屋の雰囲気に合わせて選ぶのがいちばんです。
| 種類 | 葉の印象 | 光 | 寒さ |
|---|---|---|---|
| モンステラ | 切れ込み・穴 | 明るい日陰 | 弱め |
| フィカス・ウンベラータ | ハート形 | 窓辺の明るさ | 弱め |
| パキラ | 掌状に広がる | 明るい場所 | やや弱め |
| カシワバゴム | 波打つ大葉 | 明るい室内 | 弱め |
| ドラセナ・マッサン | 斑入りの帯葉 | 日陰も比較的OK | 比較的強め |
| オーガスタ | バナナ系の大葉 | 日当たり寄り | 弱め |
| アレカヤシ | 羽状にボリューム | 明るい半日陰 | 弱め |
| クワズイモ | うちわ形の大葉 | 明るい場所 | やや弱め |
育て方
ここでは、先ほど紹介した8種類について、それぞれの植物ごとに「ここだけ押さえておけば失敗しにくい」育て方のコツをまとめます。
日当たりや置き場所の考え方は他の見出しで触れているので、ここでは水やり・管理のクセ・トラブル回避に絞って解説します。
モンステラ
モンステラはとにかく丈夫ですが、唯一やりがちなのが水の与えすぎです。葉が大きいので水を欲しがっているように見えますが、根は常に湿っている状態を嫌います。
コツは、土の表面が乾いてからさらに1〜2日待つこと。葉がピンと張っていれば問題ありません。葉の切れ込みが少なくなってきたら、環境ストレスのサインなので、水と光のバランスを見直します。
フィカス・ウンベラータ
ウンベラータは水切れに弱く、過湿にも弱いという、ちょっと気分屋な一面があります。乾きすぎると葉が一気に垂れますが、これは比較的わかりやすいサインです。
葉がしおれたらすぐにたっぷり給水すれば復活することが多いので、慌てず対応すればOKです。
逆に、土が湿ったままなのに葉が落ちる場合は、水のやりすぎを疑います。
パキラ
パキラは「乾燥気味で育てる」が基本です。水を与えすぎるより、少し忘れるくらいのほうが調子を崩しにくいです。
幹がしっかりしている株ほど、水分を内部に蓄えているので、土が完全に乾いてもすぐに問題は出ません。
葉がだらんと垂れたら給水の合図ですが、普段は控えめで大丈夫です。
カシワバゴム
カシワバゴムは葉が厚く、見た目以上に蒸れに弱いです。特に冬場は、水を吸わない状態で土だけが湿ると、根が傷みやすくなります。
寒い時期は水やり間隔をしっかり空け、葉先が少し乾燥する程度なら問題ありません。葉にホコリが溜まりやすいので、定期的に拭くだけでも状態が安定します。
ドラセナ・マッサン
ドラセナ・マッサンは、水を控えめにできる点が最大の強みです。幹に水分を蓄える性質があるため、頻繁な水やりは不要です。
葉先が茶色くなる場合は、水不足よりも空気の乾燥が原因なことが多いです。その場合は、水やりを増やすより、軽く葉水をするほうが改善しやすいです。
オーガスタ
オーガスタは生長期と休眠期の差がはっきりしています。春〜夏は水をよく吸いますが、気温が下がると一気にペースが落ちます。
冬でも夏と同じ感覚で水を与えると根腐れしやすいので、季節による水やり調整を意識してください。新葉が出ている時期だけ、やや水多めでOKです。
アレカヤシ
アレカヤシは乾燥に弱く、葉先が茶色くなりやすい植物です。ただし、土が常に湿っているのもNGなので、バランスが重要です。
水やりは土が乾いてから行い、加えて葉水を併用すると安定しやすくなります。葉先が枯れ込んでも、株自体が元気なら大きな問題はありません。
クワズイモ
クワズイモは水を好みますが、鉢の中が常に湿っている状態は苦手です。特に大鉢の場合、表面だけで判断せず、中の湿り具合を意識することが大切です。
寒い時期は地上部が弱ったり、葉を落とすことがありますが、塊茎が生きていれば春に復活します。冬の水やりは控えめで問題ありません。
全種類共通の考え方
- 水やり頻度は回数ではなく土の乾きで判断する
- 葉の張り・色・角度を毎回チェックする
- 最初の1か月は「観察期間」と割り切る
同じ植物でも、鉢のサイズや素材、部屋の温度・湿度によって水やり間隔は大きく変わります。ここに書いている内容は、あくまで一般的な目安です。
最初の1か月は「何日で乾くか」「葉がどう反応するか」を見て、自分の家なりのリズムを作ることが、結果的にいちばん確実で失敗しにくい育て方になります。
空気清浄と加湿の期待
大きい葉っぱの観葉植物は、葉の面積が広いぶん、ホコリが乗りやすいです。逆に言うと、葉を拭く習慣があると、見た目が整うだけじゃなく、部屋の空気がスッキリした感じになりやすいんですよね。
あと、加湿については「劇的に湿度が上がる」というより、葉から水分が出る蒸散でじわっと潤うイメージです。
加湿器の代わりというより、インテリアと快適さを同時に底上げする役割が近いかなと思います。
イエトモノ内でも、観葉植物の蒸散を“ゆるい加湿”として触れているので、あわせて読むとイメージが掴みやすいです。
>>濡れタオル加湿のデメリットと代替案(観葉植物の蒸散も解説)
風水で金運アップの置き方
風水は流派で考え方が分かれるので、私は「やりすぎず、暮らしが整う方向に使う」のがちょうどいいと思っています。
そのうえで、大きい葉っぱの観葉植物は、空間の印象を整えやすいので相性がいいです。
金運アップの話でよく出るのはパキラですね。加えて、丸みのある葉(ウンベラータやモンステラ)は“柔らかい印象”が出るので、リビングに置くと空気感が和らぎます。
置き方のコツ
- 玄関に置くなら、まずは通路を邪魔しないサイズ
- リビングは“視界に入る位置”に一鉢が効く
- 枯れ葉を放置しない(風水以前に見た目が落ちる)
玄関まわりの風水と観葉植物の相性については、イエトモノでも具体例を書いているので、玄関に置きたい人は先にチェックしてもいいかなと思います。
大きい葉っぱの観葉植物育て方

ここからは育て方パートです。日当たり・日陰の考え方、玄関や和室の置き方、よくあるトラブルまで、室内管理でつまずきやすいポイントを順番に潰していきます。
日当たり別の置き場所
室内で大きい葉っぱの観葉植物を育てるとき、いちばん誤解されやすいのが「日当たりが良ければ良いほど元気に育つ」という考え方です。
実際はそう単純ではなく、植物ごとに“ちょうどいい明るさ”のゾーンがあります。
大きい葉を持つ植物の多くは、自然界では直射日光がガンガン当たる場所ではなく、木漏れ日が差し込む環境で育っています。
そのため、室内ではレースカーテン越しの光や、窓から1〜2m離れた明るさがいちばん安定しやすいです。
南・西向きの窓際が明るすぎる場合
南向きや西向きの窓は、特に夏になると想像以上に光が強くなります。ガラス越しでも葉焼けを起こすことがあり、葉が白っぽく抜けたり、茶色い斑点が出るのは典型的なサインです。
この場合は、
- レースカーテンを必ず挟む
- 窓から少し距離を取る
- 直射が当たる時間帯だけ位置をずらす
といった調整で、驚くほど状態が落ち着くことがあります。
東向き・北向きの窓の場合
東向きの窓は午前中だけ光が入るため、大きい葉っぱの観葉植物にとってはかなり扱いやすい環境です。直射時間が短く、葉焼けのリスクも低めなので、初心者の方には向いています。
北向きの場合でも、窓があるなら意外と問題ありません。重要なのは「暗い」ではなく“明るさがあるかどうか”。日中に照明をつけなくても文字が読める程度なら、多くの種類が順応できます。
部屋の奥に置く場合の考え方
部屋の奥に置く場合は、光量が安定しにくい点を意識します。毎日同じ位置で同じ明るさを確保できないと、葉の向きが偏ったり、間延びしやすくなります。
この場合は、定期的に鉢の向きを変えるか、週に1回ほど明るい位置に寄せるだけでも違いが出ます。いきなり環境を大きく変えるより、「少しずつ」がコツです。
実体験メモ
私はモンステラをリビングで7年以上育てていますが、日当たりが良すぎても機嫌を損ねますし、逆に暗すぎても調子を崩します。いちばん安定しているのは、直射が当たらないけど日中ずっと明るい場所でした。
日当たりは「ここが正解」と一発で決まるものではありません。
葉の色・張り・向きを見ながら微調整していくことで、その家なりのベストポジションが見つかります。焦らず、植物の反応を見ながら決めていくのがいちばん確実です。
日陰でも育つ品種のコツ
日陰でも育つと言われる品種でも、真っ暗はさすがに厳しいです。ポイントは「暗い」じゃなくて弱い光がある状態を作ること。
ドラセナ・マッサンやモンステラは比較的耐陰性があるので、窓から少し離れた場所でも馴染みやすいです。
日陰で育てるときは、次の2つを意識すると安定します。
- 水やりを控えめにする(乾きが遅い)
- 週に一度でもいいので明るい場所に寄せる(光量の底上げ)
葉が間延びしたり、色が薄くなるなら「もう少し光が欲しいよ」の合図。植物はしゃべらないけど、サインは結構わかりやすいです。
玄関に置くサイズ注意
玄関は「置きたい」気持ちが先行しがちですが、実際はサイズと光がネックになりやすい場所です。
大きい葉っぱの観葉植物を玄関に置くなら、まず通路を邪魔しない幅にすること。横に広がるタイプより、ドラセナやオーガスタのような“縦に伸びる”タイプのほうが置きやすいことが多いです。
それと玄関は暗くなりがちなので、耐陰性がある品種を選ぶか、照明を活かすのがおすすめです。
日中にドアを開ける時間が短い家ほど、置きっぱなしで弱りやすいので注意ですね。
注意:玄関が暗いのに水やりが多いと、根腐れとコバエの原因になりやすいです。受け皿の水は溜めない、これだけは徹底したほうが安心です。
和室の和モダン飾り方

和室に大きい葉っぱの観葉植物を置くのは、意外に感じるかもしれませんが、実はかなり相性がいいです。
ポイントは、足し算をしないこと。和室はもともと余白を楽しむ空間なので、植物も「主張しすぎない置き方」がいちばん映えます。
私の感覚では、一部屋に一鉢、多くても二鉢まで。これくらいが、和室の静けさを壊さず、グリーンがきれいに浮き上がるバランスかなと思います。
和室と相性がいい植物の傾向
和室では、葉の色が濃く、形が比較的シンプルな植物が合わせやすいです。ウンベラータやカシワバゴム、パキラのように、深い緑色で落ち着いた印象のものは特に相性がいいですね。
モンステラは一見エキゾチックですが、障子の直線や木部の素材感と組み合わせると、意外としっくりきます。
重要なのは「植物単体で見ない」こと。和室全体の素材感とセットで考えると、違和感が出にくくなります。
置き方で和モダン感を出すコツ
床に直接置くよりも、ひと工夫入れるだけで和モダン感がぐっと高まります。
- 敷板や木製トレーで置き場所を区切る
- 床の間や柱の近くなど「余白の端」に寄せる
- 家具と一直線に並べず、少し外す
特に敷板は効果が大きく、植物が「置かれている」感じから、「飾られている」印象に変わります。
鉢選びで失敗しない考え方
鉢は主張しすぎないものが基本です。白・黒・土色などのシンプルな色味で、質感はマット寄りのほうが和室には合いやすいです。
逆に、ツヤが強すぎるものや派手な柄の鉢は、畳や障子とぶつかりやすいので注意が必要です。どうしても洋風の鉢しかない場合は、籐や布の鉢カバーを使って質感を和らげるのもひとつの手です。
和室で外しにくい組み合わせ
- 鉢は白・黒・土色のシンプル系
- 敷板や木のトレーで置き場所を明確にする
- 植物は1〜2種類に絞って統一感を出す
和室に観葉植物を置くときは、「映えさせよう」と力を入れすぎないほうがうまくいきます。何もない空間に、静かに一鉢置くくらいの感覚が、結果的にいちばん和モダンらしい仕上がりになりますよ。
総括:大きい葉っぱの観葉植物おすすめ8選|初心者向け選び方と置き場所
大きい葉っぱの観葉植物は、ひと鉢置くだけで空間の雰囲気を大きく変えてくれる、まさに主役級のインテリアグリーンです。
部屋が少し物足りないと感じているなら、まずは大型の葉を持つ植物を取り入れるだけで、印象が一段引き締まります。
初心者の方が失敗しにくくするために、この記事を通して一貫してお伝えしてきたポイントはシンプルです。
耐陰性・水やりのラクさ・冬の管理、この3点を意識して選ぶだけで、難易度はぐっと下がります。
逆に、見た目だけで選んでしまうと、置き場所や管理で悩みやすくなります。
日当たりについても、「明るければ明るいほど良い」という考え方は手放して大丈夫です。
多くの大きい葉っぱの観葉植物は、直射日光よりもレースカーテン越しのやわらかい光のほうが安定します。強すぎる光は葉焼けの原因になり、弱すぎる光は間延びの原因になります。
また、玄関や和室に置く場合は、植物そのものよりもサイズ感と光量のクセを先にチェックすることが重要です。
通路を邪魔しないか、日中に最低限の明るさが確保できるか。この2点を押さえておけば、後悔することはかなり減ります。
最後に押さえておきたいポイント
- 最初の一鉢は育てやすさ重視で選ぶ
- 水やりは回数ではなく土の乾きで判断する
- 置き場所は一度決めたら様子を見て微調整する
大きい葉っぱの観葉植物は、きちんと環境が合えば長く付き合える存在になります。焦らず、植物の反応を見ながら、自分の暮らしに合った一鉢を育てていく感覚を楽しんでください。グリーンが元気だと、部屋だけでなく気分も自然と整ってきますよ。
あと、土が湿りっぱなしだと虫が出やすいので、気になる人はイエトモノの対策記事も参考にしてみてください。
最後に大事な話ですが、この記事の水やり頻度や耐寒温度などは、あくまで一般的な目安です。住環境で差が出るので、購入時はラベルや生産者情報を確認し、正確な情報は公式サイトや信頼できる資料もあわせてご確認ください。
判断に迷う場合は、園芸店や専門家に相談するのがいちばん確実です。