こんにちは。イエトモノ運営者のずんいちです。
年末が近づくと、餅つきの予定を立てる人も多いですよね。でも、餅つきのダメな日って実際いつなのか、29日は大丈夫なのか、31日にやると一夜餅になるのか、ここ気になりますよね。
さらに、餅つきはいつやるのが正解なのか、30日は問題ないのか、仏滅や大安など六曜も気にしたほうがいいのか、地域差はあるのか、喪中の年はどうするのか……調べるほど迷いやすいテーマです。
この記事では、年末の餅つきで避けたい日とその理由を整理しつつ、安心して決められる考え方と、当日の段取りのヒントまでまとめます。
読んだあとに「うちはこの日にやろう」とスッと決められるようにしていきます。
餅つきダメな日が生まれた理由

まずは「なぜその日がダメと言われるのか」を押さえます。語呂合わせだけでなく、年神様を迎える準備としての考え方が絡むので、理由がわかると日程の迷いが減りますよ。
餅つきで29日がダメな日な理由
29日が避けられる“いちばん強い理由”
年末の餅つきで一番有名なのが、12月29日を避けるという話です。理由はシンプルで、29が「二重の苦」と読める、9が「苦」を連想する、という語呂から来ています。
お正月は一年の区切りで、家の中の行事も「縁起」を意識しやすい。だからこそ、わかりやすい忌み数が強く残ったんだと思います。
ここ、あなたも一度は聞いたことあるかもですよね。こういう言い伝えって、理屈よりも“空気”として残るのが強いんです。
たとえば結婚式や開店日みたいな「門出」に29を避ける感覚と似ています。餅つきは単なる料理というより、正月の神様に供える準備でもあるので、縁起が強く結びつきやすいんですよ。
押さえるポイント:29日は「二重苦」「苦」に通じるという言い伝えが広く、鏡餅づくりや餅つきの日取りでは避けられやすいです
それでも29日にやる家庭がある理由
ただし、これも全国で一枚岩ではなく、地域や家庭によっては「29を福(ふく)と読む」など、前向きに解釈するところもあります。つまり、29日が絶対にアウトというより、縁起を気にする人が多い代表的な日という立ち位置ですね。
私はこういう話を聞くたびに思うんですが、縁起って“共通ルール”というより“共同体の約束”なんです。
親戚一同で餅つきをする家なら「うちは29はやらない」が暗黙のルールになってたり、逆に地域の行事として昔から29にやっていたなら「29が普通」になっていたり。どっちが正しいというより、自分の周りの人が納得できるかが重要なんですよね。
29日しか無理なときの現実的な考え方
現実問題として、仕事納めや親戚の集まりで「29日しか無理」という年もあります。その場合は、後ろめたさを引きずるよりも、家族の安全と段取りを優先して、できる範囲で整えるのが良いかなと思います。
具体的には、次のような“気持ちの整え方”が効きます。
- 家族に「今年は都合上29日だけど、丁寧に準備してやろう」と事前共有する
- 鏡餅用・普段食用など用途を分けて、気になる人の心理的ハードルを下げる
- 当日の段取りを余裕あるタイムテーブルにして、バタバタを避ける
縁起を大事にする人ほど「雑にやる」が一番嫌なんです。だからこそ、29日になったとしても、落ち着いて丁寧にやること自体が縁起になる。私はそう捉えています。
豆知識:29日の「二重苦」は語呂の話ですが、そもそも年末は体力も時間も削られがち。疲れた状態で火や熱湯を扱うのは危ないので、縁起よりも先に「安全」を最優先にしてくださいね
餅つきで31日がダメな日な理由
31日は“一夜餅”と“一夜飾り”のセットで嫌われる
次に避けたいのが12月31日。こちらは語呂合わせというより、行事としての筋が通っています。大晦日に慌てて搗いた餅は「一夜餅」と呼ばれ、同じく大晦日に正月飾りを整える「一夜飾り」と並んで、縁起がよくないとされがちです。
背景にあるのは、「年神様を迎える準備は余裕をもって整えるもの」という感覚です。年末のしめ飾りや鏡餅は、神様を迎える“場づくり”。それを一晩で済ませるのは失礼、という考え方が根っこにあります。
ここ、すごく人間っぽい話なんですよね。「急ごしらえで済ませる=相手に失礼」って、たとえば来客の掃除や手土産の準備でも同じ感覚があるじゃないですか。お正月は、その“相手”が年神様という位置づけになるので、言い伝えとして強く残ったんだと思います。
注意:31日は時間的にもバタつきやすく、蒸し作業や熱湯、臼の周りで事故が起きやすい日でもあります。縁起以前に、無理な段取りは避けたいところです
縁起だけじゃない、31日の“実務デメリット”
31日って、餅つき以外にもやることが多いですよね。買い出し、掃除、年越しの食事、帰省対応…。そこに「蒸す」「搗く」「丸める」「冷ます」「保存する」が乗ると、どうしても工程が詰まります。
しかも餅つきは、火・熱湯・重い道具・滑りやすい床など、家庭内のリスクが上がりやすいイベントです。焦ると一気に危ない。縁起を気にして31日を避ける伝統は、結果的に安全面の知恵としても理にかなっているんですよ。
どうしても31日しか無理な場合の“被害最小化”
とはいえ、どうしても31日しか集まれない家庭もあると思います。その場合は、縁起の話をゼロにするのは難しくても、現実的な工夫でリスクを下げられます。
- 前日までに道具の洗浄・動線作り・材料計量を済ませる(当日は工程だけにする)
- 火元担当・搗き担当・丸め担当を分け、役割を固定してバタつきを減らす
- 鏡餅用は前倒しで作り、31日は普段食用の“家用餅”にする
この「用途を分ける」は、縁起を気にする人の気持ちを守りつつ、現実にも対応できるのでおすすめです。どちらにしても、無理は禁物。安全第一でいきましょう。
一夜餅と餅つきの縁起の関係

一夜餅は“神様に失礼”という思想が中心
一夜餅が嫌われるのは、「急ごしらえ=神様に失礼」という意味合いが大きいです。お正月の準備は、家の内側を整えて新年の福を迎えるためのもの。だから、前日夜にドタバタして“とりあえず間に合わせる”のが縁起としては好まれません。
ここで押さえておきたいのは、餅つき自体が「お祝い」だけじゃなく「供える」行為に直結している点です。鏡餅は、年神様へのお供え物としての役割が強い。だからこそ、準備の丁寧さが縁起の良し悪しと結びつきやすいんですよね。
実務面でも、一夜餅は不利になりやすい
もう一つ、実務的な理由もあります。餅は搗いた直後が柔らかく、冷えて落ち着くまで時間がかかります。大晦日は他にもやることが多いので、餅の扱いが雑になりやすく、乾燥や衛生面の管理も甘くなりがちです。
たとえば、搗き上がりの餅は温かく水分も多いので、扱いが難しいんです。丸めるときの手水(手を濡らす水)の管理が雑になると、ベタつきやすくなったり、作業台が滑ったり。
片付けが遅れると、道具が乾いて洗いにくくなったり。こういう“小さなストレス”が積み重なるのが、年末のバタつきなんですよね。
豆知識:昔の言い伝えには、生活の段取りや安全面の“合理性”が混ざっていることが多いです。縁起は気持ちの問題でもありますが、実用の知恵として見ると納得しやすいですよ
縁起を“生活の設計図”として使うのがちょうどいい
「縁起を守る」って、ガチガチのルールというより、家族が気持ちよく新年を迎えるための工夫だと思っています。だからこそ、一夜餅の考え方も、余裕を作るための合図として受け止めるのがちょうどいいです。
私のおすすめは、縁起を「守るか破るか」の二択にしないこと。たとえば「31日は避けたいけど、30日ならOK」「鏡餅用だけは前倒し」みたいに、折り合いをつけると気持ちが楽になります。
こういう調整ができると、伝統行事が“しんどいタスク”じゃなくて、ちゃんと“家のイベント”として残りますよ。
覚えておくとラク:一夜餅が嫌われる理由は「急ごしらえを避けよう」というメッセージ。余裕のある日程に寄せるだけで、だいたい解決します
餅つきに仏滅は避けるべきか
結論:仏滅は“絶対ルール”ではなく家庭の空気で決める
検索していると、餅つきと仏滅の相性を気にする人は多いです。結論から言うと、仏滅かどうかは「家の方針次第」。餅つき自体はお正月準備の一部で、地域の風習としては日付(29日・31日)を避ける話のほうが強い印象です。
そもそも六曜って、信じる・信じないというより「家族や親族の中で共有されているか」が大きいんです。あなたの家で仏滅を気にする人がいるなら、そこを無視して強行すると、餅つき当日がちょっと気まずくなったりしますよね。行事って、作業そのものより空気が大事だったりします。
仏滅しか空いてないときの“納得の作り方”
とはいえ、親世代・祖父母世代が六曜を気にする家庭もありますよね。その場合は、家族がモヤモヤしないほうを選ぶのが一番です。
仏滅に当たる日しか都合がつかないなら、安全に、落ち着いて、丁寧にやる。これがいちばんの縁起だと私は思います。
たとえば「仏滅だけど、29日と31日を避けられるからこの日にしよう」と“優先順位”を言葉にすると、納得が作りやすいです。
ここで大事なのは、誰かを論破しないこと。縁起は正解探しじゃなくて、みんなが気持ちよく年を越すための道具なんですよね。
現実的な落としどころ:六曜を気にする人がいるなら、先に共有しておく。難しければ「29日と31日は避ける」を最優先にして、あとは無理のない日程にする
仏滅を気にするなら、当日の“やり方”でカバーする
六曜で悩むときって、結局「気持ちが引っかかる」状態がしんどいんです。だったら、当日の運用を丁寧にするほうが効きます。具体的には、
- 道具や作業場所をきれいに整えてから始める
- 最初の一臼目(または一回目)は鏡餅用として丁寧に仕上げる
- 片付けまで含めて家族で役割分担し、バタつきを減らす
こういう“丁寧さ”は、縁起を気にする人にも伝わります。結果として、仏滅でも「いい餅つきだったね」になりやすい。私はこれが一番大事だと思います。
餅つきと六曜大安の考え方
大安はわかりやすい“安心材料”
大安は「何事にも吉」とされるので、餅つきの日取りを決めるときの分かりやすい背中押しになります。とくに、家族や親戚の中に「縁起は一応気にしたい」タイプがいる場合、大安は説明がラクなんですよね。「この日、大安だから気持ちよくやれるね」でスッとまとまることが多いです。
ただし、大安はあくまで“気分が整う材料”であって、必須条件ではありません。年末は予定が詰まりやすく、無理に大安に寄せようとすると、準備が雑になったり、開始時間が遅れて片付けが地獄になったりしがち。
縁起がプレッシャーになると本末転倒なので、大安はプラス要素として軽く添えるくらいがちょうどいいかなと思います。
ずんいち的な結論:大安は「決めるための材料」。大安に合わせるより、当日の段取りが崩れないほうが縁起は良くなる
おすすめは“縁起の優先順位”を作ること
六曜を取り入れるなら、先に優先順位を固定しておくと迷いが激減します。六曜に引っ張られて予定が無理になるのが一番もったいないので、私は「縁起→生活」ではなく「生活→縁起」の順で組むのがおすすめです。
具体的には、こんな順番で決めるとスムーズです。
- 家族が集まれる日を先に押さえる(現実の都合)
- 避けたい日(家庭のタブー)があるか確認する(空気の問題)
- 最後に六曜(大安ならラッキー)で微調整する(気分の問題)
この順番にしておくと、「大安じゃないからダメ」みたいな発想になりにくいです。もし親世代が六曜を気にするなら、「大安にできたらいいけど、段取りが崩れそうだからここにしたよ」と“生活優先の理由”を添えると、角が立ちにくいですよ。
注意:六曜は家庭内の“価値観”の話になりやすいので、正しさで殴らないのがコツです。相手が気にしているなら、否定せずに「気持ちよくやりたいよね」で寄り添うと話がまとまりやすいです
六曜は「迷いを減らす道具」として使う
大安を上手に使うコツは、六曜を“運勢”として振り回されるんじゃなく、迷いを減らすチェック項目として扱うことです。たとえば候補日が2日あって「どっちでもいい…」となったとき、最後のひと押しとして大安を選ぶ。これなら大安がちゃんと機能します。
逆に、候補が1日しかないのに「大安じゃないから不安…」となると、決めたあともずっと気になりますよね。
そういうときは、六曜の代わりに「準備を丁寧にする」「当日の役割分担を決める」など、自分たちでコントロールできる部分に意識を寄せるほうが安心感が出ます。
日程の“目安表”で一気に整理(2025年)
「うちの場合、どの日がストレス少ない?」を整理するために、候補日を俯瞰できる目安表を置いておきます。ここでは六曜は“参考情報”として添えつつ、実務の見方も一緒に並べています。
| 日付(六曜) | 縁起の見られ方 | 実務の見方 | 使いどころ |
|---|---|---|---|
| 12/24(先負) | 忌み数の連想が出ることも | 予定が合うなら可。気にする人がいると揉めやすい | 家族内の価値観が揃うなら候補 |
| 12/26(大安) | 大安で気分は良い | 仕事・学校の都合で集まりにくい家庭もある | 候補が複数あるなら押し切り材料 |
| 12/28(先勝) | 縁起が良いとされやすい | 段取りが組みやすく、準備の余裕が出やすい | 迷ったらここを軸に考える |
| 12/29(友引) | 気にする人が多い | 都合が良くても心理的ストレスが出やすい | やるなら丁寧さでカバー |
| 12/30(先負) | 大きな忌みが少ない | 落ち着いて作業しやすい。後片付けまで回しやすい | 28日が無理なら有力候補 |
| 12/31(仏滅) | 気にする人が多い | 時間が詰まりやすく、段取りが崩れやすい | 可能なら避けるのが無難 |
結局いちばん大事なのは“安全に楽しめる日”
最後はこれに尽きます。六曜で悩むと、頭の中が「運が良い日を探す」方向に寄りやすいんですが、餅つきは現場作業。実際に満足度を左右するのは、家族が集まれるか、段取りが回るか、気持ちよく終われるかです。
だから私は、六曜は“補助輪”として使うのが一番いいと思っています。候補日が複数あるなら大安を選んで気分よく。候補が1日しかないなら、六曜よりも準備と役割分担に力を使う。こういう距離感なら、伝統も生活もいい感じに両立できますよ。
餅つきダメな日を避ける実践知識

ここからは「じゃあ結局いつがいいの?」という実践パートです。おすすめ日程、都合が合わない時の考え方、地域差や喪中の扱いまで、迷いどころを一気に整理します。
餅つきはいつやるのが正解か
結論:多くの家庭で決めやすいのは28日、次点で30日
私のおすすめは、定番どころで12月28日。末広がりの「八」を含む日で縁起がよいと言われ、昔から餅つきの日取りとしてよく選ばれてきました。準備にも余裕が出やすく、家族の予定も合わせやすいことが多いです。
28日は「縁起」の面でも分かりやすいし、「実務」の面でもちょうどいいんですよ。年末の買い出しや掃除が本格化する前に一つ大仕事を片付けられるし、搗いた餅の保存や切り分けも落ち着いてできます。
正解は1つじゃない。家庭の事情で“最適解”は変わる
一方で、「正解は1つ」ではありません。地域の行事・仕事納め・子どもの予定など、年末は人によって忙しさが違います。だから私は、次の考え方で決めるのが現実的だと思っています。
決め方のコツ:29日と31日を避ける → 28日か30日を優先 → 難しければ25〜27日で家族が集まれる日
この順番にしておくと、迷いが減ります。「縁起」「段取り」「家族の都合」って、全部を100点にするのは難しいんですが、優先順位を作るとストレスが減るんですよね。
“家族イベント”として続けるコツ
餅つきは、行事としての意味も大きいですが、同時に「みんなで手を動かして食卓を作るイベント」でもあります。そこが苦しいと続かないので、無理のない日程がいちばんです。
たとえば、小さい子がいる家なら「午前中に終わらせたい」、共働きなら「休日にまとめたい」、親戚が集まるなら「移動の都合を優先したい」。この“現実”を無視すると、行事が負担になります。なので私は、
- 最初に「集まれる日」を押さえる
- そこから「29日・31日を避けられるか」を確認
- 最後に「六曜や細かい縁起」を好みで調整
この順番がおすすめです。縁起を大事にしながら、生活も回る。こういう形にしておくと、来年以降も自然に続きますよ。
鏡餅も作るなら30日がベスト
鏡餅を「餅つき当日」に作る家庭は意外と多い
ここは実体験の話になります。私の嫁の実家は農家で、年末には毎年餅つきをします。いわゆる丸餅ではなく、基本は伸し餅。量もそれなりに多く、家族総出での一大作業です。
その流れの中で、餅つきの最後に鏡餅を作る、というのが完全に習慣化しています。これは農家に限らず、「せっかく餅をつくなら鏡餅も一緒に」という家庭では、かなり一般的な流れかなと思います。
だからこそ、鏡餅まで含めて考えると、餅つきの日取りの選び方が変わってくるんですよね。
農家が29日を避け、28日と30日を選ぶ理由
農家って、実はかなり神様や縁起を気にします。五穀豊穣を願う仕事柄、行事や暦を軽く扱わないんですよね。その感覚は、年末の餅つきにもはっきり出ます。
嫁の実家でも、29日は大安だろうが必ず避けます。理由はシンプルで、「昔からやらない日」だから。縁起の理屈を細かく語るというより、「やらないと決まっている」感覚に近いです。
そして選ばれるのが28日か30日。この二択が長年続いています。ここまでは他の家庭の話とも重なる部分ですが、鏡餅まで作る場合、30日が持つ意味はさらに大きくなります。
農家の感覚:29日は理由を問わず避ける日。やるなら28日か30日。迷いはない
鏡餅は「日持ちしない前提」で考える
ここが一番のポイントです。農家の餅つきで作る鏡餅は、100%餅米。保存料も何も入っていません。だから、正直に言うと日持ちはしません。
見た目は立派でも、中身は完全に生の餅。気温や湿度によっては、カビのリスクも出てきます。だからこそ、鏡餅を作る日と、実際に飾る期間のバランスが重要になるんです。
28日に作ってしまうと、そこから正月を挟んで鏡開きまでかなり日数が空きます。家庭によっては途中で傷んでしまうこともあります。その点、30日に作れば、
- 作ってから正月までが短い
- 飾っている期間を最小限にできる
- 鏡餅の状態を保ちやすい
といったメリットがあります。鏡餅の「質」を考えるなら、30日が現実的な最適解なんです。
鏡餅を飾る期間は地域差がある
もうひとつ考えておきたいのが、鏡餅を飾る期間です。これ、実は全国共通ではありません。
一般的には、
- 関東:1月7日ごろまで
- 関西:1月15日ごろまで
とされることが多いです。つまり、関西圏では鏡餅を置いておく期間が長くなりがち。その分、作る日が早いほど傷むリスクが高くなるわけです。
こう考えると、「鏡餅も一緒に作る」「100%餅米」「飾る期間が長い」という条件が重なる家庭ほど、30日餅つきの合理性は高くなります。
注意:市販の鏡餅(個包装・保存加工あり)と、手作り鏡餅は前提がまったく違います。同じ感覚で考えないようにしましょう
早朝作業だからこそ、30日の余裕が効いてくる
ちなみに、嫁の実家では、餅米は前日に洗って浸水させ、当日は朝4時から火を焚きます。蒸し、つき、伸ばし、切り、そして最後に鏡餅。
この流れ、正直かなり体力を使います。ここに年末の他の用事が重なると、疲労が一気に来る。だからこそ、
- 翌日に余裕がある
- 夜まで作業が延びても問題ない
という条件を満たす30日は、作業日としても優秀なんです。31日に持ち越さない、29日に食い込まない。この「間」が、結果的に鏡餅の出来にも影響します。
結論:鏡餅まで含めるなら30日は理にかなっている
まとめると、鏡餅も一緒に作る家庭、特に農家や手作り派の家庭では、30日はかなり理にかなった日です。
- 29日を避けられる
- 正月までの日数が短い
- 鏡餅の傷みリスクを下げられる
- 作業スケジュールに余裕が出る
縁起だけでなく、品質と現実を両立した結果が30日、という感じですね。もしあなたの家でも「餅つき+鏡餅」をセットで考えているなら、30日を軸に検討してみると、かなりしっくり来ると思いますよ。
餅つきダメな日は地域差がある
同じ“29日”でも解釈が割れるのが面白いところ
餅つきのタブーは全国共通の部分も多いですが、地域差もあります。たとえば29日を二重苦として避ける地域が多い一方で、少数ですが「福(ふく)に通じる」として前向きに捉えるところもあります。
これ、検索していると混乱しますよね。「29日はダメって書いてある記事」と「29日は福って書いてある話」が両方出てくるので。でも私は、この矛盾が“伝統のリアル”だと思っています。日本の年中行事って、全国統一の教科書があるわけじゃなく、地域と家で受け継いできたものだから、ズレるのが自然なんです。
暦注や干支の影響を気にする地方もある
また、干支や暦注の影響を気にする土地もあります。巳の日や午の日を避ける、火を扱う行事は赤口を嫌う、など、家のしきたりや土地の言い伝えが残っている場合があります。
こういう話を「迷信でしょ」と切り捨てるのは簡単なんですが、家族の中にその感覚が残っていると、行事の空気に影響します。特に親戚が集まる餅つきだと、日程の決め方ひとつで微妙な空気になることもありますよね。だから、地域差は“正しさ”じゃなく“配慮のポイント”として押さえておくとラクです。
迷ったら:実家や親族の“いつものやり方”を先に確認しておくと、当日の空気がすごくラクになります
地域差とうまく付き合うコツ
地域差って、正誤というより「その土地の空気」なんですよね。押し切るより、みんなが気持ちよく動ける形に寄せるほうが、行事はうまくいきます。
具体的には、こんな感じで調整するとスムーズです。
- 親世代に「うちは昔いつやってた?」と聞いて基準を知る
- 日程の候補を2〜3日出して、家族で“気持ちの良い方”を選ぶ
- どうしても割れるなら、鏡餅用だけ前倒しなど用途分けで折り合いをつける
伝統行事って、続けられてこそ価値があると思うんです。だから、地域差を“喧嘩の種”にするより、“続けるための調整”に使うのがいちばんです。
喪中の年に餅つきを避ける理由
喪中は「祝い」を控える考え方がベース
喪中の年に餅つきを控えるかどうかは、家庭によって判断が分かれます。一般的には、身内に不幸があった年は「お祝いごとを控える」という考え方があり、正月行事を縮小する家もあります。
ここで大事なのは、喪中の意味が「法律」じゃなく「慣習」だということです。だからこそ、宗派・地域・親族間の距離感で変わります。あなたが「これってどうするのが正解?」と悩むのは、めちゃくちゃ自然です。
餅つきの位置づけは家庭で変わる
ここで大事なのは、餅つきが「祝い」なのか「食の準備」なのか、家の中で位置づけが違うこと。鏡餅や正月飾りまで含めて控える家もあれば、餅は日常食として必要なので淡々と用意する家もあります。
たとえば、喪中でも「お雑煮は食べる」家庭は多いです。じゃあ餅はどうする?となったときに、買うのか、つくのか、どこまで控えるのか。ここは家庭の納得感が大事になります。
注意:喪中の対応は宗派や地域の慣習、親族間の考え方で差が出やすいです。トラブルを避けるためにも、親族と認識を合わせておくのが安心です
迷ったときの判断軸(揉めないために)
喪中の判断でいちばん避けたいのは、「あとから親族間で揉める」ことです。私はここ、実務として次の順番がいいと思っています。
- 同居家族の気持ちを最優先にする(無理してやらない)
- 親族と集まる予定があるなら、事前に方針をすり合わせる
- 宗派や地域の習慣が強い場合は、菩提寺などに確認する
判断に迷う場合は、菩提寺や詳しい人に確認するなど、最終的な判断は専門家にご相談ください。無理に答えを急がず、気持ちの整理も含めて進めるのがいちばんです。
喪中は、行事をこなす年というより、心を整える年でもあります。もしあなたが少しでも負担に感じるなら、餅つきは縮小しても大丈夫。続けることより、今の生活を守ることのほうが大事です。
食中毒には気をつけよう
餅つきは「素手作業」が多く、実はリスクが高い
餅つきで意外と見落とされがちなのが、食中毒リスクです。餅つきは、蒸し上がったもち米を取り出し、つき、丸めたり伸ばしたりと、どうしても餅に直接触れる工程が多い作業になります。
特に家庭での餅つきは、「家だから大丈夫」「昔からやってるから平気」という感覚になりやすいんですが、年末は忙しく、気温差もあり、衛生管理が雑になりがち。ここ、意外と危ないポイントなんですよね。
冬でも食中毒は起きる
「寒いから菌は増えないでしょ?」と思いがちですが、これは要注意です。冬場でも、
- 蒸した直後の餅は高温多湿
- 人の手は常に体温がある
- 暖房の効いた室内で作業する
といった条件が重なると、菌が増えやすい環境は普通に作られます。とくに餅は水分量が多く、つきたては柔らかいため、雑菌が付着すると傷みやすい食品でもあります。
注意:餅は「火を通しているから安全」と思われがちですが、ついたあとの工程で菌が付着するケースが多いです
餅つき当日に気をつけたい具体ポイント
難しいことをする必要はありませんが、最低限これだけは意識しておくと安心です。
- 餅に触る前に、必ず手洗いをする(途中でもこまめに)
- 手水(手を濡らす水)はこまめに交換する
- タオルや布巾は清潔なものを用意する
- 体調不良の人は丸め作業を避ける
とくに手水の水は盲点になりやすいです。長時間同じ水を使っていると、そこ自体が雑菌の温床になりがち。途中で入れ替えるだけでも、リスクはかなり下げられます。
「鏡餅・保存用」は特に慎重に
その場で食べる餅と違い、鏡餅や正月用として保存する餅は、数日〜数週間置く前提になります。そのため、作る段階の衛生状態が、そのまま保存性に直結します。
素手でベタベタ触った餅ほど、あとからカビが出やすいのは実感としてもあります。気になる場合は、
- 鏡餅用は触る人数を限定する
- できるだけ手袋や清潔なラップを使う
- 成形後はしっかり乾かす
といった工夫をすると安心です。縁起を大事にする鏡餅だからこそ、傷まず最後まで無事に飾れることが一番の縁起とも言えます。
年末だからこそ「無理しない」も大切
年末は疲れが溜まりやすく、体調を崩しやすい時期です。無理して人数を集めたり、長時間作業を続けたりすると、集中力が落ちて衛生管理も甘くなります。
「今日はここまで」「疲れたら交代する」「少しでも不安があれば中断する」。こうした判断も、餅つきを安全に終わらせるための大事なポイントです。
覚えておきたいこと:餅つきは行事ですが、同時に食品を扱う作業。縁起と同じくらい、衛生と安全を大切にしましょう
せっかく手間をかけて作った餅で、あとから体調を崩してしまっては本末転倒です。ちょっとした意識で防げることばかりなので、年末の忙しい時期こそ、落ち着いて進めてくださいね。
総括:餅つきダメな日と縁起の真実|農家が28日30日を選ぶ訳とは
結論の整理:迷ったらこの3点で決める
餅つきのダメな日は、代表的には12月29日と12月31日。29日は二重苦、31日は一夜餅として縁起を気にする人が多い日です。ここを外せるだけでも、年末の準備はだいぶ安心感が出ます。
縁起の良い日としては、末広がりの12月28日が定番で、次点で12月30日も現実的で選びやすい日です。仏滅や大安など六曜は家庭の方針次第ですが、こだわりすぎるより、家族が安全に集まれて、落ち着いて作業できる日を優先するのが私はおすすめです。
最後にひとこと:縁起は「気持ちよく新年を迎えるための工夫」です。日取りに悩みすぎず、無理のない段取りで楽しんでください
あなたが今日やるといい“次の一手”
ここまで読んで、「うちはどうしようかな…」となったら、次の順番で動くとスッと決まります。
- 家族が集まれる候補日を2〜3日出す
- 29日と31日を避けられるかチェック
- 気にする人がいるなら六曜や地域のしきたりを軽く確認
これだけで、だいたい答えが出ます。完璧を狙わなくて大丈夫。年末はただでさえ忙しいので、「みんなが納得して、無理なくできる」をゴールにしていきましょう。
注意書き(大事)
なお、行事の扱いや喪中の判断、衛生面の基準などは地域や状況で変わります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。迷う場合は、関係者や専門家に相談したうえで進めてくださいね。