家電・設備

夜中玄関の外灯つけっぱなし?LEDで電気代ストレス解消

夜中、玄関の外灯をつけっぱなしにしておくかどうか――これは多くの家庭で一度は悩むテーマではないでしょうか。

安全や安心のために明かりを灯したい一方で、電気代や環境への負担が気になる方も多いはずです。本記事では、外灯つけっぱなしのメリット・デメリットを分かりやすく解説します。

さらに、これから外灯をLEDに交換しようと考えている方に向けて、LED交換に補助金は出る?2027年問題にも触れながら、今後の選び方や対策も紹介。

生活スタイルや予算に合わせた“ちょうどいい外灯の使い方”を一緒に見つけていきましょう。

記事のポイント

  • 外灯つけっぱなしのメリット・デメリット
  • LED照明の特徴と電気代の比較
  • 外灯を活用した効果的な防犯・節電対策
  • 2027年問題とLED交換時の補助金情報
※本ページはプロモーションが含まれています

夜中玄関の外灯つけっぱなしは防犯に有効?

明かりがある家と、暗い家比較イメージ
  • 外灯つけっぱなしのメリット・デメリット
  • つけっぱなしにする派?消す派の意見
  • 強盗に目をつけられそうな家特徴
  • 外灯つけっぱなし以外の防犯対策
  • 玄関の外灯LED虫は寄ってこない?
  • LEDと白熱電球の違い

外灯つけっぱなしのメリット・デメリット

外灯を夜間ずっと点けたままにしておくことには、防犯や安心感という大きなメリットがありますが、電気代や環境負荷といったデメリットも無視できません。暮らしに合った判断が求められます。

【主なメリット】

  • 防犯効果
     明るい家は「人がいる」と思わせるため、不審者が近づきにくくなります。
  • 安全性の向上
     暗がりでの転倒防止になり、特に高齢者や子どものいる家庭では安心です。

【気になるデメリット】

  • 電気代の増加
     LEDでも月100円前後、白熱灯ならさらに高額。長時間点灯はじわじわ効きます。
  • 照明器具の劣化
     白熱灯・蛍光灯は熱や使用時間で寿命が短くなる傾向があります。
  • エネルギーの無駄
     誰もいない時間に点けっぱなしは、環境的にもやや非効率です。

単純につける・消すの二択ではなく、人感センサーやタイマー機能を使えば「必要なときだけ点灯」も可能。目的やライフスタイルに合わせて最適な使い方を考えましょう。

つけっぱなしにする派?消す派の意見

玄関外灯スイッチイメージ

玄関の外灯を「夜間つけっぱなしにするか」「こまめに消すか」は、家庭ごとの価値観や防犯意識によって大きく分かれます。それぞれの主張には、それなりの根拠があります。

つけっぱなし派の主な理由

  • 防犯対策:暗い家より明るい家の方が空き巣に狙われにくい
  • 安全面:夜遅くに帰宅する家族や子どもの足元が見やすくなる
  • 心理的安心感:常に明かりが灯っていることで落ち着く

「家に人がいるように見せる」ことで抑止力になるという考え方は、特に一戸建ての家庭に根強い支持があります。

消す派の主な理由

  • 電気代の節約意識:「使わない時につけておくのはムダ」
  • 環境への配慮:無駄なエネルギー消費を避けたい
  • 防犯面での懸念:「明かりが鍵穴を照らして逆に侵入しやすくなるのでは?」という不安

また、光が近隣の住宅に迷惑をかけることを気にする人もいます。

最近は、両方の意見を取り入れたセンサーライトやタイマー付き照明が人気です。これなら「必要なときだけ点灯」が可能で、防犯と節電のバランスを取ることができます。考え方は違っても、目的はどちらも「安全で快適な暮らし」です。家庭の環境に合った方法を選びましょう。

強盗に目をつけられそうな家特徴

玄関の外灯を夜間ずっと点灯させておくことは、防犯に効果があるとされています。

暗い家より明るい家のほうが、空き巣や不審者にとっては目立ちやすく、犯行をためらわせる要因になるためです。しかし、明かりさえあれば安心というわけではありません。

実際に、外灯があっても「狙われやすい家」には、以下のような特徴が見られます。

強盗に目をつけられやすい家の例

  • ポストに新聞やチラシがたまりっぱなし
  • 夜でもカーテンが開きっぱなしで室内が丸見え
  • 表札や玄関周りが暗く、人の気配が感じられない
  • 外から玄関や勝手口が見えにくい(死角になっている)
  • 高い塀や植え込みで周囲から遮断されている
  • 豪華な外観や高級車が目立つ

このような条件が揃っていると、いくら明かりがついていても「不在の家」「防犯が甘い家」と見なされ、ターゲットになってしまう可能性があります。

そこで重要なのは、外灯だけに頼らないこと。以下のような組み合わせが、防犯の精度を高めます。

  • 死角にはセンサーライトやカメラを設置
  • 郵便物はためずに整理、長期不在時は一時停止手続きを
  • カーテンは閉めて生活感を演出
  • ご近所とのつながりを持ち、異変に気づいてもらう環境をつくる

つけっぱなしの照明は「防犯のスタートライン」。そこに“人の気配”と“防犯意識”を加えることで、より強固な防犯体制が完成します。見せるべきは「住んでいる家」ではなく「警戒している家」です。

外灯つけっぱなし以外の防犯対策

Tapo 屋外防犯カメラ バレット型

外灯をつけっぱなしにしておくのは有効な防犯手段のひとつですが、それだけで空き巣を完全に防げるわけではありません。実際、狙われにくい家にするには、日常的な「ちょっとした工夫」の積み重ねがカギを握ります。

まずは、戸締まりの徹底が基本中の基本です。
以下のような場所に注意しましょう。

  • トイレや浴室など、見落とされがちな小窓
  • 2階の窓(意外と無施錠が多い)
  • 勝手口や裏手の出入り口

こうした窓には、補助錠や防犯フィルムの取り付けが効果的です。

※勝手口からの侵入を防ぐためには、使用していない鍵穴にコーキング剤(またはボンド)を充填しておくと、ピッキング対策になります。

また、センサーライトの設置もおすすめです。人の動きに反応して点灯するタイプなら、無駄に電気を使うことなく、しっかり威嚇できます。特に死角になりがちな玄関横や裏口、庭まわりに配置すると効果大です。

防犯カメラも強力な味方です。

「見られている」と感じさせるだけで、犯行の抑止力が格段に高まります。スマホでチェックできる機種なら、外出先でも安心です。

最後に、ご近所とのつながりもあなどれません。普段から挨拶を交わしておけば、いざという時「何かおかしい」と気づいてもらえる関係が築けます。

外灯だけに頼らず、家全体で防犯の仕組みをつくる。それが、空き巣に「ここはやめておこう」と思わせる一番の近道です。

玄関の外灯LED虫は寄ってこない?

玄関外灯に虫が寄ってくるイメージ
イメージ画像

玄関の外灯に虫が集まってくると、ドアの開け閉めのたびに室内へ入り込んでしまい、不快に感じる人も多いのではないでしょうか。そんな悩みを軽減してくれるのが、LED照明です。

そもそも虫が光に集まるのは、紫外線に反応する性質があるからです。
従来の白熱灯や蛍光灯は紫外線を多く含むため、どうしても虫が寄ってきやすくなります。

一方、LEDは紫外線の放出がほとんどありません。これが「虫が寄りにくい」と言われる最大の理由です。実際に、同じ場所で白熱球とLEDを比較した場合、LEDのまわりには虫が圧倒的に少ないという結果も出ています。

特に以下のような虫には効果的です:

  • ハエ
  • 小さな羽虫(ユスリカなど)

ただし、LEDであっても完璧ではありません。たとえば蚊やゴキブリは、光よりも人の体温や匂いに反応するため、照明の種類に関係なく寄ってくることがあります。

それでも、玄関まわりに集まる虫を減らしたいなら、LEDに変える価値は十分にあります。
省エネで長寿命なうえ、見た目もスタイリッシュ。さらに虫が減ると、掃除の手間もグッと減ります。

つまり、LED外灯は「明るさ・節電・清潔感」の三拍子がそろった、非常に頼れる選択肢です。虫のストレスから解放されたい方は、ぜひ検討してみてください。

LEDと白熱電球の違い

照明を選ぶとき、LEDと白熱電球の違いをしっかり理解しておくと、後悔のない選択ができます。見た目は似ていても、中身はまったく別物。

特に家庭の節約や安全性を重視するなら、違いを知っておく価値は十分あります。

【主な違いはこの4つ】

1. 消費電力の差
LEDは白熱電球の約1/6〜1/10の電力で同じ明るさを出せます。たとえば60Wの白熱球に対して、LEDなら約6W〜10W程度。日常的に使う照明だからこそ、この差は電気代に大きく影響します。

2. 寿命の差
白熱電球は約1,000時間程度で切れますが、LEDは約40,000時間以上もつ製品が一般的です。交換頻度が少なくなるため、手間もコストも抑えられます。

3. 発熱量の差
白熱電球はかなり熱を持ち、点灯中に触るとやけどの危険も。LEDはほとんど熱を出さないので、子どもやペットがいる家庭でも安心です。

4. 環境への負担の差
白熱電球は消費エネルギーの大半を熱に変えてしまいますが、LEDは効率よく光に変換。環境への負荷が少なく、省エネにも貢献します。

ただし、LEDは初期コストが少し高めです。とはいえ、長寿命・省エネという点を考えれば、トータルで見てむしろお得になります。

照明は毎日使うものだからこそ、賢く選ぶことが節約にもつながります。明るさだけでなく、家計や安全性、環境面まで考えれば、LEDの優位性は明らかです。

夜中玄関の外灯つけっぱなしの節電と工夫

玄関ポーチライトイメージ
  • 外灯つけっぱなしの電気代は高い?旅行中の目安と節約術
  • 玄関の外灯おしゃれな人感センサー活用術
  • LED交換に補助金は出る?2027年問題って何?
  • 自動オフやスマート制御で電気代を節約

外灯つけっぱなしの電気代は高い?旅行中の目安と節約術

¥に翼が生えて飛んでくイメージ

「外灯を夜通しつけっぱなしにすると電気代がかさむのでは」と心配になる方は多いものです。

しかし、照明の種類を工夫すれば、実際のコストは驚くほど低く抑えられます。特にLED電球は、省エネ性とコスパの良さで断トツの人気です。

【照明別・電気代の目安(1日12時間 × 30日間)

照明の種類消費電力月の電気代(目安)
白熱電球約60W約475円
蛍光灯約15W約119円
LED電球約10W約80円

※電気単価は22円/kWhで試算

白熱電球と比べて、LEDを使えば月々で約395円の差が出ます。1年にすれば約4740円の節約になる計算です。

しかも、LEDは寿命が長く、発熱も少ないため安全性も高くなっています。まさに外灯にうってつけの照明と言えるでしょう。

旅行中や帰省で家を数日空ける場合にも、外灯を活用する価値はあります。夜間に点灯しておくことで在宅を装い、不審者への抑止効果が期待できます。

ただし、点けっぱなしにしていることがかえって不自然に見えてしまっては逆効果です。

【LED外灯の旅行時の電気代(10W照明・12時間点灯/日)】

消費電力(10kW)× 使用時間(12h)× 電気料金単価(22円/kWh)= 電気代(1日2,6円)

日数電気代(目安)
3日間約8円
7日間約18円
10日間約26円

この程度の出費で防犯効果が得られるなら、非常にコスパが良いと言えるでしょう。ただし、次のような工夫を取り入れることで、より自然な在宅感を演出できます。

  • タイマー付き照明で時間ごとにON/OFFを切り替える
  • 人感センサー付きのライトを活用する
  • 室内照明を併用し、生活感を演出する
  • カーテンやブラインドで室内が見えないようにする

電気代が心配だからと外灯を完全に消すよりも、効率的な照明とちょっとした仕掛けを使うことで、防犯と節電の両立が可能です。出発前の準備として、外灯の使い方もぜひ見直してみてください。

玄関の外灯おしゃれな人感センサー活用術

玄関まわりの印象を左右するのが外灯。そこに人感センサーを組み合わせれば、防犯・節電・デザイン性のすべてをバランス良く満たせます。

人感センサーライトのメリット

  • 自動で点灯・消灯:人の動きを検知して明かりがつくので、暗い中で鍵を探す手間がなくなります。
  • 省エネ効果:誰もいない時間帯には消灯してくれるため、つけっぱなしよりも電気代が抑えられます。
  • 防犯対策にも:急に明かりがつくことで、不審者を驚かせる威嚇効果も期待できます。

おしゃれに見せるデザイン選び

照明の見た目にもこだわれば、玄関の雰囲気がグッと引き締まります。

  • モダン系:直線的でスリムなLEDライトはシンプルで現代的な外観にマッチ
  • アンティーク調:ブロンズ風のブラケットライトは、重厚感のあるデザイン住宅と好相性
  • ナチュラル系:木目調や乳白ガラスのランプで、やさしい雰囲気を演出

プラスαの機能も見逃せない

  • LEDなら虫が寄りにくく清潔を保てる
  • ソーラー式は配線不要で設置が簡単
  • 防雨・防塵仕様で長く安心して使える

このように、人感センサー付きの外灯は「機能+デザイン」の両立が可能です。毎日通る玄関だからこそ、実用性だけでなく見た目にもこだわった照明選びをしてみてはいかがでしょうか。

LED交換に補助金は出る?2027年問題って何?

蛍光灯からLEDに替えようと思ったとき、「補助金が出るのか?」「そもそも2027年問題って何?」と気になる方も多いのではないでしょうか。

実は今、照明の転換が国レベルで進められている大きな理由があるのです。

「2027年問題」とは?

この問題は、2027年末をもって「水銀を含む蛍光灯の製造や輸入が禁止される」という国際的なルールに関係しています。

背景には「水銀に関する水俣条約」という世界的な取り決めがあり、水銀の使用を制限して環境と健康を守ろうという目的があります。

対象になるのは、以下のような家庭やオフィスでよく使われてきた蛍光灯です:

  • 直管型蛍光灯(40W形など)
  • 丸型の環形蛍光灯(シーリングライトなどに多い)
  • コンパクト型蛍光ランプ

これらの蛍光灯は、2027年以降、新たに製造も輸入もできなくなります。つまり、市場に出回っている在庫がなくなれば、交換したくても手に入らなくなるというわけです。

LEDへの切り替えは避けられない?

はい。蛍光灯が手に入らなくなる以上、今後はLED照明が主流になります。LEDは水銀を含まず、環境負荷も少ないうえに電気代の節約にもつながります。さらに、寿命が非常に長いので、交換の手間もぐっと減らせます。

補助金は出る?

多くの自治体では、こうした状況を見越して、LED照明への切り替えをサポートする補助金制度を設けています。たとえば:

補助内容例金額の目安条件
LED照明購入補助数千円〜数万円指定の製品・設置業者が必要なことも
工事費用の一部負担工事費の最大1/2補助事前申請・領収書の提出が必要

制度内容は自治体によって異なるため、必ず公式サイトで確認してください

まずはお住いの自治体を確認

例えば、東京都ではLED補助金は個人宅には適用されず、集合住宅や事業所が対象となります。

一方、埼玉県新座市では個人にも補助金が交付されています

ただし、予算には上限があるため、まずはお住まいの自治体に確認のうえ、行動することをおすすめします

今のうちに動くのが賢い

「いつか替えればいい」と思っていると、2027年が近づくにつれ在庫不足や価格高騰が起きる可能性もあります

今のうちにLEDへの切り替えを進めておけば、補助金も活用でき、経済的にもお得です。

自動オフやスマート制御で電気代を節約

つい電気を消し忘れてしまう――それ、誰でも一度は経験があります。だからこそ、ムダを防ぎたいなら「自動オフ」や「スマート制御」のある照明が効果的です。何より、自分で何もしなくても電気代を節約できるのが魅力です。

主な便利機能

  • 自動オフ機能
     一定時間動きがないと自動で消灯。玄関・廊下・トイレにぴったり。
  • スマート制御
     スマホで遠隔操作。外出先でも照明をオン・オフできて防犯にも◎。
  • タイマー設定
     決まった時間に自動で点灯・消灯。毎日の操作が不要になります。

これらの機能をLED照明とセットで使えば、ただでさえ低コストなLEDに、さらに節約の加速が加わります。しかも長寿命なので交換の手間も減り、一石二鳥です。

電気代を抑えたいなら、今ある照明を“賢い照明”に変えるだけで、大きな違いが生まれます。明かりの使い方、見直してみませんか?

夜中玄関の外灯つけっぱなしの効果と注意点まとめ

記事のポイントをまとめます

  • 明るい玄関は空き巣に狙われにくくなる
  • 夜の帰宅時に足元が見えて安全に歩ける
  • 家に人がいるように見せる効果がある
  • LED照明なら電気代は月100円以下で済む
  • 白熱灯は電気代が高く寿命も短い
  • 虫が気になるならLEDに変えると寄りにくくなる
  • 外灯だけでなく、郵便物やカーテンの状態も防犯に関係する
  • 死角が多い家は明るくても侵入されやすい
  • 高い塀や木が多い家は不審者が隠れやすく危険
  • タイマーや人感センサー付き照明で自動点灯できる
  • 不在時は室内の明かりも工夫して生活感を出すと良い
  • ご近所との関係づくりも防犯につながる
  • 2027年以降は蛍光灯が手に入らなくなるため早めの交換がおすすめ
  • 外灯はずっとつけっぱなしにせず、工夫して使うのがコツ

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